一貫作業(伐採~再造林の一貫した作業)

このたび山口県より山口地域「やまぐちフォレストJV」推進協議会さんが

「主伐―再造林一貫作業」、「未利用資源回収」、「事業体の連携」

について、どのような取り組みを当組合、地域で行っているか視察にいらっしゃいました。

資料つくるにあたり、一貫作業の取り組みについて振り返りをする良い機会となりました。

平成26年島根県においては“森林と林業・木材産業の長期ビジョン”により2040年の望ましい姿として原木生産80万㎥を掲げました。

平成27年には江津市内にバイオマスチップによる火力発電所の運用が開始され原材料として地域木材への期待、併せて、平成28年に“伐採者と造林者の連携による伐採と再造林のガイドライン”が示されるなど、森林資源の有効活用と確実な再造林の実施にむけた林業界全体の取り組みが始まったところです。

組合としては、平成26年から3年間、みらいプロジェクト事業によりコンテナ苗の生産を開始、伐採事業者との共働により、伐採予定地については森林組合で樹立、運用している“森林経営計画制度”に編入し、計画的で効率的な管理、作業が可能となりました。

当然、再造林に向け、県の普及員の方々の熱心な指導の賜物であることに変わりはありません。

というわけで

人工林を伐採した跡地の再造林を適時に進めることが現在できているのは

皆さんのおかげという結論に達しました。

循環型林業は皆さんのお力が不可欠です。

感謝しています。