20年近く前の話

親しくさせていただいていた

林業関係の県職の方

退職されてから

「ろくろ」の技術を習得され

お盆、茶托、菓子鉢、棗などを

作っていらっしゃいました。

その際にいただいたものです

変わったところでは

魚釣りに使う

「樽うき」を「ヤマザクラ」で

作ってもらいました。

木は樹種により比重が違うため

固く粘りがあって重いヤマザクラのうきは

重宝しました。

 

話を戻して

ここに掲載していますものは

松の茶托です

 

肥松とよばれる

芯材が充実した色艶の大変良いものです

 

昭和50年代からの松くい虫の被害により

しまねの松の大きなものは

ほぼすべて枯れてしまいました。

ですから大変貴重なものでもあります

 

そういえば

この茶托を作られた方が

鬼籍に入られたのは

数年前の1月でした

 

もう2月だ。。。