2016年10月のブログ「受賞おめでとうございます」で紹介した「市子桜」

浜田市立旭小学校「旭小学校緑の少年団」の活動が認められ

平成28年度緑の少年団「国土緑化推進機構理事長賞」を受賞しました。

接ぎ木により「市子桜」の二世は新築移転された学び舎の校庭でたくましく育っています。

 

今日はその台木である「市子桜」の健康診断と手入れが浜田市緑化推進委員会主催で行われましたので、お手伝いに行って来ました。

 

場所は旧今市小学校(浜田市旭町)

「市子桜」の案内看板を見つけました。

「実に味わい深いものに感動しました」

 

作業は樹木医(なんと森林組合の理事の方)の診断により

地域の方の協力を頂きながら伐採、枝払い等の処理を行います。

 

樹木医の診断

防除作業

 

「サクラてんぐ巣病」

枝の一部が膨らんで、ここから多数の枝がほうき状に群生し「天狗の巣」状を呈し、発病枝には花芽が着かず花は咲きません。また、開花期に緑葉が展開するため美観を損ね、樹勢も衰えます。(島根県樹木病虫獣害より出展)

 

健全な枝

 

除去した幹、枝については利用を計画しています。

枝はチッパーで現地破砕

 

燻製用のチップ、堆肥などに利用します。

 

幹は丸太のまま倉庫にて乾燥、花台やコスターに加工する予定です。

 

「市子桜が元気になりますように」